MENU

お知らせ

【豊岡・姫路キャンパス】特別研究のようす

2024.11.27

 本学授業の一つである「特別研究」では、令和6年度前期からゼミ制を導入し、前期・後期で保育に関連する専門的分野において、各ゼミの学生が積極的に意見を出し合い、コミュニケーションを取り合って授業を進めています。

 ゼミは、“保育×アート”、“保育×国際”、“保育×心理”、“保育×読み聞かせ”、“保育×伝統文化”、“保育×おもちゃ”、“保育×デジタル”、“保育×人権”、“保育×遊び”、“保育×スポーツ”、“保育×自然”のゼミで構成しています。

 今回はその中の一部を紹介します。

手作りおもちゃコンテスト2024最終選考にノミネートされました!!

 前期に行った、 “保育×おもちゃ”ゼミでは、ゼミの目的を、①1年生・2年生が玩具づくりを協働で行う実践体験により、保育者に必要な責任感や協働性、思考を身に付ける、②校外学習や玩具づくりを通し、おもちゃに関する歴史や種類、製作の仕方を学ぶ、の2点を目的として活動しました。

 主な活動として、京進ほいくえんHOPPA様が主催の「手作りおもちゃコンテスト2024」にエントリーしました。参加条件は、全国の保育士養成校に通う学生で、応募作品は、2歳児を対象とした手作りおもちゃで、1辺50㎝以内、3辺合計150㎝以内という規定がありました。

 手作りおもちゃコンテストに向けて2つのグループに分かれ、試行錯誤を重ねて、それぞれおもちゃの製作を行いました。

〔手作りおもちゃの紹介〕

  • あけみんProject「果物と野菜を収穫して、クレープを作る」

 収穫から調理、そしてお店屋さんごっこと多様な動きや展開のある遊びをこのおもちゃで経験することができます。遊びの中で子どもの手指の運動・表現力・言葉と人間関係の能力を促すことができるように作りました。また、2歳児対象と考えた際、友達と関わりながら遊びを展開することができるおもちゃがより良いと考え、個人作業・友達との関わり、どちらも可能となるこのおもちゃを作ることに決めました。

【学生インタビュー】

 今回の作品は、子どものワクワク・ドキドキする気持ちを促す工夫をチームの学生みんなで考え、より良い作品にするために試行錯誤を重ね、完成したものです。

おもちゃ作りにかけた時間や大変なことが多かった分、ノミネートが決まった際の喜びは非常に大きいものでした。

 また、日々私達学生を応援し、支えてくださっている先生方にノミネートという形で感謝を伝えることができたこと、非常に嬉しく思います。(リーダー H.K)

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

  • くりゼミ「自然からとれた食べ物をお家で食べるリス達」

 リスにどんぐりやきのこの食べ物をあげて遊ぶことで、手指の運動、リスの気持ちになってごっこ遊びをする表現力や想像力、友達同士とのコミュニケーション、語彙の引き出しを増やし、会話を広げていくことを目的として作製しました。2歳児対象なので1人でも複数人でも遊ぶことができる玩具にしました。

【学生インタビュー】

 一次審査を通過し、最終審査作品にノミネートできたこと、とても嬉しく思います。

 くりゼミでは、たくさん話し合いを行い、みんなで一つの玩具を作り上げてきました。自分でできることを考え、自分の作る玩具に責任を持ちながら取り組めたことが、この結果に繋がったのだと思います。

 この経験や学びを今後の学生生活や社会生活に活かしていきます! (リーダーN.Y)

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

【ゼミ担当教員メッセージ】

 両チームの皆さん、最終選考ノミネートおめでとうございます。

 初参加したにもかかわらず、両チームが選ばれたこと、とても嬉しいです。日々、コツコツと製作した皆さんの努力が、このような結果に結びつきました。1年生と2年生の連携は、難しかったと思いますが、リーダーの人柄の良さもあり、互いに協力する姿が見られました。

 これをきっかけに、自信をもって保育の世界への一歩を踏み出してください。