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学長メッセージ

豊岡短期大学
学長 岩田 健一郎

豊岡短期大学は、昭和42年の近畿大学豊岡女子短期大学の創立を始まりとする55年の歴史と伝統を有する短期大学です。

本学のルーツである近畿大学豊岡女子短期大学の誕生は、現学校法人弘徳学園理事長 上田正一先生の「豊岡市への近畿大学誘致」の提案がきっかけとなって、 地元豊岡市民の絶大な期待を背景にして、地方での女子教育の実現に情熱を燃やされた初代近畿大学総長 世耕弘一先生の英断により実現されました。

以来、本学は、時代の変化とニーズに応じて、通信教育の設立、校名変更や学科改組を行ってきました。平成28年には、校名を現在の豊岡短期大学へと変更し現在に至っています。

本学の特色は、創設者の世耕弘一先生が説かれた建学の精神を引き継ぎ、「共生の心」という教育理念もとに、自然や人を思いやる豊かな人間性に富んだ人材の育成という目標を達成すべく保育・幼児教育のため、本学独自の実践重視のプログラムを導入している点にあります。

幼稚園教諭や保育士の免許・資格の取得に必要な保育者として相応しい知識やスキルの修得はいうまでもなく、本学独自科目、「弘徳教育」「キャリアアップ」等を開講し、マナーやコミュニケーション力等、人間性の養成をも視野に入れた授業を展開しています。さらに「特別研究」において<保育×〇〇分野>というテーマで「食育」「ミュージック」「アート」等の8分野と保育につなげる体験型授業を1年生2年生合同の、学年の枠を超えた交流を通して、保育者に求められる資質・能力を高めています。

また、学生生活において、奨学金制度や就職へのサポート体制など施設・設備や教育環境の整備には十分な配慮を行い、皆さん一人ひとりに対応し得る、学びやすい環境づくりにも力を入れています。

令和元年度には兵庫県姫路市に新たなキャンパスを設置し、豊岡キャンパスと姫路キャンパスの2キャンパス制を導入しました。通学の利便性やそれぞれの地域の立地条件を踏まえた活動の拠点として、希望するキャンパスで学べることも本学の特色です。