建学の精神
校章について
難波津(なにはづ)に咲くや
この花冬籠(はなふゆごも)り
今は春(はる)べと
咲(さ)くやこの花
(古今和歌集・仮名序)
この古歌は、昔子どもの手習いの初めに学んだ歌で、庶民の教育とも深いつながりがある。
厳寒をおかし春にさきがけて、馥郁たる花を開く梅花は百花の兄、その気高い気品と霜雪に耐える強き操守を愛でて
「花も実もある」梅花を、純真な若き学徒の心の象徴として、校章としたものである。
(注)「難波津」は大阪の古名であり、「この花」は梅花の雅称である。