イベントレポート

イベントレポート

全国大会で健闘した学生が姫路市消防局を表敬訪問― 地域防災への学びを深める ―

2025.11.28

2025年10月28日(火)に神奈川県横浜市で開催された「第26回全国女性消防操法大会」に、姫路大学教育学部の学生7名(4年生2名、2年生5名)が出場しました。

本大会には全国から44チームが参加し、本学学生は姫路市消防局のご指導のもと操法技術を磨き、兵庫県代表として堂々と競技に臨み、29位となりました。限られた練習期間の中で、学生たちは授業の合間を縫って訓練に励みました。また、大会当日にはこれまでの練習の成果を発揮し、チームとしてのベストタイムを更新することができました。

11月13日(木)に学生たちが姫路市消防局を表敬訪問、消防局長への表敬や救助隊の訓練見学、消防局幹部との懇談などが行われました。学生たちから、この活動を通じて得た多くの学びや気づきを報告するとともに、ご指導やご支援をしてくださった消防職員の皆さまに改めて深い感謝の意を伝えました。

出場した4年生の2名はいずれも養護教諭として内定しており、「学校現場での安全教育や防災対応に今回の経験を生かしたい」と語っています。また、2年生の参加学生からは「操法訓練や救助隊の活動を間近で見て、地域防災の重要性を実感してきており、今後は子どもたちへの防災教育に役立てたい」との声が上がっています。

姫路大学では、地域社会との連携を通じて、学生が実践的に学び、地域の安全・安心に貢献できる人材育成を推進しています。全国大会出場や今回の姫路市消防局表敬訪問・見学を通して、大学と地域が協力して地域に根ざした学びを深めることの重要性を再認識することができました。

今後も姫路大学は、地域とともに歩み、実践力のある教育を通して社会に貢献する人材育成に努めてまいります。