教員の活動
学術教育研究会
2025.08.27
令和7年度 第1回学術教育研究会
第1回学術教育研究会を2025年6月26日(木)に開催し、板東克則先生と白石愛子先生にご発表いただきました。
板東先生は、「教員養成に現場の伝え方が響くものー『手紙』に込めた想いー」というタイトルで発表してくださいました。そこでは、先生が昨年出されたご著書『手紙 教育に何を伝え、何を遺すのか』をもとに、現場の教員とこれから教員を目指す若い学生たちに伝えたい教育にかける想いについてお話しくださいました。。「教育には、『捨てること』『自由であること』が必要である」という先生のお言葉からは、大学を含めた現代日本の教育についてあらためて考える視野を与えていただきました。

白石先生は、「CD『山田耕筰の童謡と歌曲ー三木露風の巻』に寄せて」というタイトルで、こちらも昨年に出されたCDの制作に至る過程、日本の童謡・歌曲の歴史についてご発表くださいました。また、演奏会の映像もご紹介いただき、本学の位置する西播磨地域の風土から生み出された詩と西洋音楽の出会いがもたらす素敵な作品世界を堪能させていただきました。

小学校教諭、養護教諭、幼稚園教諭、保育士の養成課程をもつ本学教育学部には、多様な教員がいることをあらためて実感する非常に良い機会となりました。