教員と科目の紹介
- 氏名
- 長﨑 誠人 (NAGASAKI Shigeto)
- 所属
- 教育学部こども未来学科
- 職名/役職
- 教授
- 専門分野
- 宗教学、近現代の日本の宗教運動
●担当科目
【通学】哲学、宗教学、生命倫理、基礎ゼミⅠ、介護等体験、卒業研究
【通信】哲学、宗教学、生命倫理
- 学位
- 修士(人間・環境学、京都大学)
主な研究業績・活動
略歴
東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。
日本学術振興会特別研究員等を経て現職。
メッセージ
「現代社会においてもっとも現実的なのは、理想主義的であることだ」。ある社会学者の言葉です。現実の圧力に屈せず、理想を掲げ続ける力を、大学生活でぜひ培ってください。
論文
- 「いのちの危機と象徴の危機‐宗教と科学の統合をめざして」(近畿大学日本文化研究所(編)『日本文化の美と醜』 風媒社、2009年)
- 「金光教の発生‐脱呪術化論から象徴的理解へ‐」(近畿大学日本文化研究所(編)『日本文化における中心と周縁』 風媒社、2010年
- 「『無常観』のゆくえ」(近畿大学日本文化研究所(編)『危機における共同性』 風媒社、2012年)
- 「現代宗教の指導者崇拝-シンボリズムの観点から」(近大姫路大学人文学・人権教育研究所『翰苑』創刊号、2014年)
- 「教祖論と宗教理解―新宗教教祖論再考」(『叡山学院研究紀要』第38号、2016年)
- 「救済宗教」の歴史的展開―生命倫理学的観点から」『姫路大学教育学部紀要』第10号、2017年)
- 「教祖理解と「宗教的自叙伝」」(『近畿大学日本文化研究所紀要』第1号、2018年)
- 「金光教における「宗教的自叙伝」をめぐる問題―『金光大神御覚書』と『お知らせ事覚帳』―」(『叡山学院紀要』第40号、2018年)
- 「岸本英夫の「回心」―「ガンとたたかった十年間」」(『姫路大学教育学部紀要』第11号、2018年)
- 「岸本英夫の生死観―汎神的宗教をめぐって」(『叡山学院紀要』第42号、2020年)
- 「教祖の信仰―『金光大神年譜帳』が投げかける問題」(『叡山学院紀要』第43号、2021年)
- 「金光教学における教祖関連資料の研究について」(『叡山学院紀要』第44号、2022年)
- 「『金光大神御覚書』の解釈学的問題―「想起」をめぐって―」(『叡山学院紀要』第45号、2023年)
学会発表
- 「金光教の発生‐象徴解釈の立場から」日本宗教学会、2011年9月、東洋大学。
- 「無常のシンボリズム‐震災から考える」日本宗教学会、2012年9月、皇学館大学。
- 「出口なおの教祖化過程について-象徴解釈の立場から」日本宗教学会、2013年9月、國學院大學。
- 「金光教における教祖理解の変遷について」日本宗教学会、2014年9月、同志社大学。
- 「「宗教的自叙伝」を読むことについて」日本宗教学会、2017年、東京大学。
- 「宗教学者・岸本英夫の死の受容過程について」日本宗教学会、2019年9月、帝京科学大学。
- 「金光教学における教祖関連資料の研究について」日本宗教学会、2021年9月、オンライン開催。
社会活動
- 近畿大学日本文化研究所寺子屋塾講師(2009年~2013年)
- 天台宗総合研究センター研究員(2010年~現在に至る)