教員と科目の紹介
- 氏名
- 和田 幸司 (WADA Koji)
- 所属
- 教育学部こども未来学科
- 職名/役職
- 教授・図書館長
- 専門分野
- 日本近世史、人権教育、社会科教育
●担当科目
【通学】歴史学、人権論、社会、社会科指導法、教職論、道徳教育論
【通信】江戸の暮らしと文化、人権論、日本史、歴史学、社会、社会科指導法、教職論、教師論
- 学位
- 博士(学校教育学、兵庫教育大学)
主な研究業績・活動
略歴
兵庫教育大学大学院 連合学校教育学研究科 教科教育実践学専攻(博士課程)修了
兵庫県公立学校教諭を経て現職
メッセージ
私の専攻は歴史学研究です。その歴史学研究を生かした社会科授業開発に取り組んでいます。子どもたちが「へーっ!」と驚いたり、「なんでやろー?」と追究したり、「こんなのあかんわー!ぼくらが未来を創るで!!」とこぶしを突き上げるような授業を創ってみませんか!
著書
- 『学級だよりのエール』(みらい、2021年)
- 『「士農工商」はどう教えられてきたか-小中学校における近世身分学習の展開』(ミネルヴァ書房、
2018年) - 『近世国家における宗教と身分』(法藏館、2016年)
- 『浄土真宗と部落寺院の展開』(法藏館、2007年)
(共著)
- 『初等社会科教育の理論と実践ー学びのレリバンスを求めて』(教育情報出版、2022年)
- 『人権論の教科書』(ミネルヴァ書房、2021年)
- 『仏教史研究ハンドブック』(法藏館、2017年)
- 『社会科教育のルネサンス-実践知を求めて-』(保育出版社、2016年) など
論文
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- 「『みなす』差別と向き合い看破する児童・生徒の育成をめざす授業開発 -小学校社会科『不安やおそれから逃れることの何が問題か:平安から室町時代の社会と人々』(6学年)の検討を通して-」(『姫路大学教育学部紀要』第16号、姫路大学教育学部、2023年)
- 「神輿渡御神幸祭としての松原別宮放生会-浄穢観念を看破する社会科授業開発のための前提的作業-」(『人権教育研究』第23号、日本人権教育研究学会、2023年)
- 「『みなす』差別と向き合い、看破する児童・生徒の育成を目指す授業開発-小学校歴史単元「江戸の社会の変化と人々」における「役者村」の成立と発展を事例にー」(『姫路大学教育学部紀要』第15号、姫路大学教育学部、2022年)
- 「播磨国松原庄と松原別宮の成立」(『政治経済史学』660号、政治経済史学会、2021年)
学会発表
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- 「近世の身分をどう教えるか-『理論と実践の融合』
の途上から-」大阪部落解放・人権研究所第一研究部門「 部落史の調査研究」第31回公開講座、2019年 - 「小学校社会科『江戸時代の身分』(6学年)の授業開発」
第19回日本人権教育研究学会研究大会、2018年 - 「近世身分の特質と社会科教育の課題」
第35回九州地区部落解放史研究集会、2016年 など
- 「近世の身分をどう教えるか-『理論と実践の融合』
著書・論文・学会発表の詳細は国立研究開発法人科学技術振興機構の提供するホームページで
https://researchmap.jp/kou_wada
https://researchmap.jp/kou_wada
受賞学術賞
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- 第1回日本法政学会賞 優秀賞 受賞(2011年)
社会活動
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- 加西市人権教育・啓発推進懇話会委員(2021~)
- 姫路市人権啓発センター運営推進会議委員(2015~)
- 兵庫県教育委員会後援「学ぶ人権教育」講師(2015~) など