お知らせ

令和4年度 キャリアデザインミーティング(2/3)

2022.12.29

教育学部では、姫路大学キャリア就職支援委員会によるキャリアデザインミーティングが卒業生である外部講師を招いて行われました。第2回目の今回は「小学校教諭」の分科会を取り上げ、10年間神戸市の小学校で勤務されている福田先生のご講演内容をご紹介いたします。

1.目的
 卒業生と在学生の語らいの場を設け、友好を図りながら在学生のキャリアデザインの構築を目指すことを目的とし、全学生に対するキャリア形成教育を主に教育関係の各業種で活躍している卒業生の協力を得て、年間計画を組みキャリアデザインミーティングを行っています。
 
2.内容
 福田先生の講演では、小学校教諭の面白さについて、「学級は担任の思い描いているように育つ・同じ日は1日たりとも来ない・自分の学級になることで激変する子どもが1人は存在する」という内容のエピソードを踏まえた興味深いお話から始まり、小学校教員の仕事内容には学習指導要領の改訂に伴う学習内容の習得をはじめ、多種多様な事務仕事や保護者等への対外的な仕事があって、その内情を含めた仕事のやりがいについて実践例を挙げて具体的にアクティブラーニング形式でご説明くださいました。また、大学生の間にやっておくとよいことのアドバイスや事前に取った在校生からの「職員室の人間関係の乗り越え方」等の質問に1つ1つ丁寧に実体験を語って、在校生たちが抱く仕事に対する不安を解消し、未来に希望を抱くドリームタイムと題した活動で盛りだくさんの講演内容が終了しました。

「小学校教諭」の分科会の講演内容の紹介
「小学校教諭」の分科会の講演内容の紹介
「小学校教諭」の分科会の講演の様子(1)
「小学校教諭」の分科会での講演の様子(2)

3.成果(在学生の学びの声)
『実際に姫路大学を卒業されて社会で活躍している先輩方に貴重なお話を聞くことが出来ました。私も来年から社会に出る学生の1人なので、数年後に大学に帰ってきて後輩達に話が出来るように頑張っていこうという気持ちが生まれました。』、『学校現場で今働かれている方のお話を聞ける機会がなかったので、とてもありがたい会でした。学校に出た時に気を付けることや、先生としての話し方、立ち振る舞い方などを実際に話されているのを見ながら学ぶことができ、自分もこんな子どもの視線を釘付けにする先生になりたいと思いました。』などの学びの声がありました。