お知らせ

令和4年度 キャリアデザインミーティング(3/3)

2022.12.29

教育学部では、姫路大学キャリア就職支援委員会によるキャリアデザインミーティングが卒業生である外部講師を招いて行われました。第3回目の今回は「養護教諭」の分科会を取り上げ、中学校の保健室で勤務されている養護教諭の伊藤先生方のお話を紹介いたします。

1.目的
 卒業生と在学生の語らいの場を設け、友好を図りながら在学生のキャリアデザインの構築を目指すことを目的とし、全学生に対するキャリア形成教育を主に教育関係の各業種で活躍している卒業生の協力を得て、年間計画を組みキャリアデザインミーティングを行っています。
 
2.内容
 伊藤先生の講演では、養護教諭の仕事内容について、保健室の1日は整理整頓と掃き掃除・水質検査・救急用品の点検と補充や登校することなどを約束した生徒たちとの朝の隙間時間のコミュニケーションから始まり、授業中は健康観察結果の確認や集計と環境確認(気温・湿度・トイレの様子・消毒の確認など)及び保健室対応(救急処置・健康相談・精神面のケア・担任との情報交換など)と事務処理(報告文書・保健便りの作成など)を主に行う。放課後は会議・研修や先生方との情報共有と部活動を通し児童の健康に関わる観察など、具体的に1日の仕事内容の詳細な説明をしていただきました。

保健室の1日(授業前)の内容について
保健室の1日(授業中)の内容(1)について
保健室の1日(授業中)の内容(2)について
保健室の1日(放課後)の内容について
「養護教諭」の分科会の講演の様子(1)
「養護教諭」の分科会での講演の様子(2)

3.成果(在学生の学びの声)
『勉強していく中で自信がなくなることが沢山あった。出来なかったらどうしようというのが先にあった。しかし、失敗してもいいからやってみないと成長できないという話を聞いて、出来ないことも成長につながるから頑張ろうと思いました。』、『養護教諭の知らなかった部分の仕事や細やかな内容の仕事を知れて良かった。一見養護教諭に関係ないと思っていた全体会の司会進行などの経験も積んでおくと役に立つことが分かった。』、『学生時代に机上の勉強だけでなく、ボランティア活動や自分の好きなことを一杯する中で経験したことが養護教諭になったときに役に立つことが分かって良かった。』などの学びの声がありました。