お知らせ

本学教育学部では、学生一人ひとりが自らの将来を主体的に考え、具体的なキャリア形成へとつなげることを目的に、「キャリアデザインミーティング」を定期的に開催しています。

6月7日（土）に実施された「キャリアデザインミーティング」では、在学生および教職員約140名が参加。
本学の卒業生6名――小学校教諭、養護教諭、保育教諭、児童館職員、一般企業、公務員として現在活躍中の方々をゲストにお招きし、在学生との貴重な交流の場となりました。

教育学部長 和田憲明教授からの開会の挨拶でスタートした本企画は全体会と分科会の2部構成でおこなわれました。全体会では、教育学部卒業生の進路として多い職種を中心に、それぞれの仕事の特徴や社会で求められる人材像について紹介され、幅広いキャリアの可能性を知る機会となりました。

続く分科会では、参加者が関心のある職種のグループに分かれ、卒業生からより詳しい話を伺いました。各分科会では、学生時代にどのような学びや経験を積んできたか、就職活動にどう取り組んだか、また実際の職場での1日のスケジュールや仕事のやりがいなど、現場のリアルな情報が共有され、参加学生たちの個別の質問に対しても、卒業後に各方面の現場で培った自身の経験や知識を基に細やかに説明されていました。

卒業生たちは、学生からの質問にも一つひとつ丁寧に答え、現役学生の疑問や不安に寄り添った助言を送ってくださいました。
年齢や立場の近い先輩たちとの対話により、学生たちはキャリア形成をより身近に捉えることができ、多くの気づきと刺激を受けたようです。

参加した学生からは、「視野が広がった」「将来について具体的に考えるきっかけになった」「先輩の話を聞いて、自分も努力してみようと思えた」といった前向きな声が多数寄せられ、学びの深い時間となりました。

姫路大学では、今後も学生の主体的なキャリア形成を支援するため、こうした取り組みを継続・発展させてまいります。